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【ぼくらは仕事で強くなる vol.4】非効率を守り抜け -ローンディール代表 原田のノート-

リモートワークもすっかり浸透してきていますが、組織構造や評価制度を変更したときと同じように、個人の意識やメンバーの関係性に対する影響が表出してくるまでには結構時間がかかるんだろうなぁと思います。ネガティブな影響が出ないように、変化を早めに察知するというのはとても難しいことですよね。

そんな中で、一つ、うちの会社で大事にしたいなと思っていることがあります。それは「非効率さを維持する」ということです。

リモートワーク≒成果主義、みたいな言われ方をしますが、そうなって余白がなくなってしまうことはとても危険だと思うのです。実は、余白の部分に組織としての成長の源泉が潜んでいたりすると思うので。


例えば・・・

リモートワークの環境になって、うちの会社の場合だと、クライアントとの打ち合わせやイベントにバックオフィスのメンバーが参加する頻度が増えました。今までだったら、場所的な制約、移動時間のコストなども考えてできないことでした。

移動時間はないにしたって、同じ打ち合わせに二人も三人も参加すると、短期的な生産性は落ちますよね。一人で対応できるんだから、もっと効率を上げよう、重複して動くのを止めよう・・・となってしまうことが多いかもしれません。でも、うちの会社ではそれはしたくないんですよね。

なぜなら、そうやってお客様との会話におけるいろいろなシーンに、一人でも多くのメンバーが触れることで、一つひとつの案件に対して解像度を高く把握し、全体感を持てることのメリットの方が大きいと思うからです。一人ひとりの解像度が上がることで、新たなアイディアを生み出していけるし、何かが起こったときにも感度高く反応できる。だから、どんどん自分の守備範囲を超えて、絡んでいってほしいと思っています(厳密に言うと、オンラインではない会議に移動時間までかけて複数人が参加するとなるとさすがにコストかけすぎかなぁという感覚があったけど、移動時間ナシなら断然お得、っていう感じですかね)。

リモートワークになって効率的になった部分はたくさんありますよね。どんな動きをしているかわからないから、短期的なアウトプットに目が行ってしまいますよね。

でも、だからといって全部を効率化してしまうと、思わぬところでほころびが出てしまう。むしろ、今までだったらなんとなくカバーできていたものすら、カバーできなくなるかもしれない。だから、リモートワークによって空いた時間をどうやって使うのかを考えたときに、単に処理速度をあげればよいということでもないんだろうなぁ。むしろその余白に、今までだったら折り合いのつけづらかった無駄を仕込むくらいの感覚でいたほうが良いのかもしれない。そういうのが大事なんじゃないかなと、思う次第です。


【レンタル移籍とは?】

大手企業の社員が、一定期間ベンチャー企業で事業開発などの取り組みを行う、株式会社ローンディールが提供するプログラム。ベンチャー企業の現場で新しい価値を創りだす実践的な経験を通じて、イノベーションを起こせる人材・組織に変革を起こせる次世代リーダーを育成することを目的に行われている。2015年のサービス開始以降、計38社97名のレンタル移籍が行なわれている(※2020年7月実績)。→詳しくはこちら


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