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LoanDEALダイジェスト 2022-新しい仲間に囲まれて-

2022年は皆様にとってどんな一年でしたか? どんな出会いがありましたか? いつも「&LoanDEAL」をご覧いただき、ありがとうございます。もうすぐ2022年も終わります。私たちは今年もたくさんの方々と一緒に、色々なチャレンジの機会に恵まれました。そんな私たちローンディールのことを少しでも知っていただければと思い、皆様への感謝とともに、2022年の出来事をダイジェストで振り返ってみました!

① オリジナルブレンドコーヒーを販売

あたたかい飲み物が恋しい2月。ローンディールブレンドが誕生しました! ローンディールには多様なバックグラウンドを持つメンバーが多いのですが、プロデューサーであり、バリスタ( !? )でもある川井が、豆の選定から焙煎、ブレンドまで手がけました。「誰でも自由に自分の好きなコーヒーの味が作れて、それを贈れたら素敵だな」という話から、オリジナルブレンドを作るワークショップを始めたことがきっかけで、今回の販売に。ローンディールブレンドは、この後ご紹介する「オープンオフィス企画」でも大活躍でした。

② 「産後パパ育休」を先行導入

そして春。新しい命が芽吹く季節。6週間の育児休業を男性メンバーが取得しました。ローンディールは子育てをしながら働くメンバーが約8割を占めます。そのため、フルリモート勤務、コアタイムのないスーパーフレックス、働く時間を選べる短時間正社員制度の制定など、フレキシブルな働き方に合わせて制度面も整えてきました。

そこで今年10月より施行された育児・介護休業法を前倒しする形で、産後パパ育休を先行導入。育休中は周囲のメンバーで業務を振り分けてサポート。復帰後は「育休したことによって、メンバーのありがたさに気づいた」など、仕事を離れて育児という越境をしたからこその気づきもあった様子。この一件で、よりメンバー間の絆が深まったような気がします。

③ 『リーンマネジメントの教科書』発売。
Amazon「マネジメント・人材管理」カテゴリの先行予約・新着ランキング1位!

時を同じくして、この春、最高戦略責任者の細野真悟による著書、『リーンマネジメントの教科書』が発売されました。大企業のマネジメント支援や新規事業伴走を通じて磨き上げてきた「大企業における変革のマネジメント手法」を公開した書籍。ローンディールではこれまで、大企業のマネジメント層を対象として「ベンチャー企業の事業開発手法を大企業で活用するポイント」をテーマに講座を開設し、300名以上の役職者の方々に提供してまいりました。マネジメントや新規事業に関わる方は、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

④ 『大人の地域みらい留学』がいよいよスタート!
地域・教育魅力化プラットフォームと共同

2021年から予告していた新プログラム「大人の地域みらい留学」が今年遂に開始となりました。「大人の地域みらい留学」は、一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム(島根県松江市)と共同で行っており、ビジネス経験豊富な人材が地域・高校教育の現場に1年間「留学」して、様々なステークホルダーと協働しながら高校教育の現場や地域における課題解決に取り組むというもの。第一号として挑戦してくれているNECの方が宮崎県立飯野高校で活躍されています。


⑤ レンタル移籍者が200人になりました

今年の7月、おかげさまでレンタル移籍者が200人を突破しました。2015年よりサービスを開始したレンタル移籍(※ 大企業からベンチャーへ期間限定で行って働くプログラム)は、2022年7月に導入企業が累積63社、レンタル移籍者が合計206名になりました。200人突破を記念して、レンタル移籍者と導入企業にアンケート調査を実施。

「ベンチャー経験を経て、大企業で働くモチベーション」など、約20項目の調査データとしてまとめたところ、大企業で働く個人の価値観の一端が明らかになりました。また「あなたにとってレンタル移籍とは?」というテーマで、レンタル移籍者の生の声も集めています。→アンケート結果はこちら

「実績と関係者へのアンケートから見るレンタル移籍の”今”」より抜粋


⑥ 「 LoanDEALフォーラム2022」
豪華ゲストと約400名の参加者と熱狂!

そうして迎えた秋。9月14日に3年ぶりとなるローンディールフォーラムを開催しました。テーマは「企業の遠心力と求心力」。レンタル移籍事業を超えて、これからの人材育成・組織開発について約3時間に及ぶトークセッションをお送りしました。登壇者には、レンタル移籍者大企業のマネジメント層の方。そして、ディー・エヌ・エー(DeNA)会長にして経団連副会長でもある南場智子さん、早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄先生をお招きしてお話しいただきました。

オンラインとリアル会場で開催し、参加者の皆様からのご質問もたくさんいただき、とても熱い時間になりました。


⑦ 人材の流動化・越境の新しい波

今年は、人材の流動化に関する世の中の新しい波が起こったように思います。経団連が日本経済の活性化に向けてスタートアップを増やすための提言を発表(※ ローンディール代表・原田がタスクフォースに参画)。大企業が武者修行を目的にスタートアップに人材を送り込んだり、スタートアップが人材確保を目的に大企業から人材を受け入れたりする際に発生する費用が一部補助される「スタートアップチャレンジ推進補助金(通称:スタチャレ)」が開始されたり(※ ローンディールも認定サービス提供事業者)。

また、2022年HRアワード書籍部門では、法政大学の石山恒貴先生の著書『越境学習入門』が最優秀賞を受賞するなど、人材の流動化を後押しする出来事が目白押しだったように思います。

⑧ 今年も様々なプロフェッショナルとイベントでコラボ!

今年もたくさんのゲストの方とオンラインイベントを開催させていただきました。直近では、前項でご紹介した石山恒貴先生をお招きして「越境学習のはじめ方」と題したイベント。夏にはロート製薬CHRO・髙倉千春さんにご登壇いただいた「10年後に向けて、今、人事は何をすべきか」をテーマにしたイベント。『組織にいながら、自由に働く。』の著者・仲山進也さんをお呼びして「組織をはみだすヒント」を伺うイベントなど。

新たな試みとしては、起業家対談企画。新規事業が生まれにくい大企業に反して、いくつも事業を立ち上げる連続起業家のみなさんにそのスキルやセンスを伺うというもの。第1回目は、新規事業家の守屋実さん。第2回目はリクルートの新規事業提案制度「Ring」の事務局長をつとめる渋谷昭範さん。そして第3回目は、元フジテレビ・コンテンツプロデューサーの高瀬敦也さんです。来年も様々な方とのコラボレーションを予定。おたのしみに!


⑨ 様々なコミュニティが生まれました。
「対話会」「アルムナイ」「関西支部」

今年、対話の場やコミュニティがさらに広がりました。
まずは「人事の方向け対話会」。定期的に人事の方向けのオンラインイベントを実施しているのですが、参加された方がそこで得た気づきを共有できる場として、また、大企業・ベンチャーという枠を超えた人事同士の意見交換できる場があるといいんじゃないかということで発足しました。毎月定例開催で、人の可能性・組織の可能性を信じる同志からエネルギーをもらえるような場を目指して、運営しています。

また、ここ数年でレンタル移籍を終えた方も増えました。そこで「アルムナイコミュニティ」をつくることに。レンタル移籍者が繋がるコミュニティは既にあるのですが、移籍を終えて自社に戻った方が抱える悩みや挑戦に寄り添いたいという思いから発起。自身の取り組みを振り返りながら、いま挑戦していること・悩んでいることを中心に様々な想いや考えを相互にシェアしてもらっています。

そして、最近では関東以外の企業に所属するレンタル移籍者も増えています。そこで、先行して関西支部が立ち上がりました。関西の移籍者メンバーが主体となり、情報交換や交流を行います。同じ地域の移籍者が繋がり、それぞれの取り組みが加速するきっかけになれば嬉しいなと思っています。


⑩ オープンオフィス1周年!

「移籍者のみんながふらっと立ち寄ってポロッと悩みを相談したり、繋がったりできる場があるといいよね」ということで、ローンディールのオフィス(東京・表参道)を解放し、オープンオフィスを行ってきました。これまで月2回、合計25回ほど開催。冒頭で紹介したバリスタ川井が淹れるオリジナルブレンドを飲みながら、移籍者同士やローンディールメンバーも交えていろんな会話をしました。

⑪ 起業家 × 大企業社員100人の本気のビジネスディスカッション 「outsight」累計参加者280名!

起業家と事業課題を本気で議論する実践研修「outsight(アウトサイト)」は、様々なベンチャー経営者が抱える戦略課題に対して、大企業社員100人(最大)が本気で解決策を考え、経営者と直接ディスカッションを行うオンライン越境プログラムです。昨年4月に正式リリースし、これまで42社の導入・累計280名の参加がありました。最近ではミドルマネジメント研修に起用されるなど、その幅を広げて続けています。


⑫ 個人向プログラム「WILL発掘ワークショップ」「4th place lab」広がる!

ローンディールでは2021年頃より個人向けプログラムにも力を入れており、主には「WILL発掘ワークショップ(個人版)」「4th place lab」の2つを展開しています。これまでレンタル移籍者や企業研修向けに展開していたWILL発掘のプログラムを個人にも開放することで、個人としてのWILLを語れる人を増やすこと。また、WILLをベースにアクションを起こすコミュニティ「4th place lab」も併せて展開することで、挑戦する個人の背中を押すことが狙いです。

「WILL発掘ワークショップ」は更なる広がりを見せ、高校生・大学生向けにも展開中。なお、2023年1月にも一般向けにWILL発掘ワークショップを実施。「4th place lab」も1周年を迎え、多様なプロジェクトが生まれています。2023年1月にプロジェクトのピッチイベントがあります。


⑬ 新しい仲間がたくさん増えました。
北海道からバンコクまで。

ということで、みなさんとの繋がりから「あんなことやりたいよね」と思い立ち、今年も様々な取り組みが生まれました。こうした動きが次々とできるのも、新たな仲間が増えたから。

大企業から転職、地域からのフルリモート勤務、海外からの参加、そして新卒入社など、きっかけやキャリアは違うけど、思いを持った仲間の存在で、実現できることが増えました。北海道・石川県・広島県・バンコクと、東京以外で働くメンバーもだいぶ増えました。

創業8年目に入った7月には、レンタル移籍に関わるメンバーの肩書きも変えました。たとえば、プロジェクトマネージャーをプロデューサーに変更(※ そのことに少しだけ触れています)。私たちは、単に「レンタル移籍」だけを届けているわけではなく、越境する機会をプロデュースできる存在になりたいと思ったからです。

また、うちわごとですが、新入社員がすぐに取材を受けて記事になったり。みんなで会社の「価値観」を決めるワークショップを何時間もかけてやったり。仲間が増えたことで思わぬできごとや気づきがたくさんあったように思います。

この仲間というのはもちろん、レンタル移籍者のみなさん、メンターのみなさん、一緒に挑戦してくださる大企業・ベンチャー企業のみなさん。そして、私たちの取り組みを支えてくださる方々のことです。感謝しかありません。

恒例・鎌倉ワーケーションの1枚 ※ 一部のメンバーと

何はともあれ、仲間の存在、そして同じ思いを持って一緒に取り組んでくださる方々のおかげで、2022年も新しい景色を見ることができました。来年は皆様と一緒にどんなことを実現できるのか、楽しみでなりません。これからもローンディールをよろしくお願いします!

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