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勇気を出して社長に声をかけた。そこからすべてが変わった…【レンタル移籍者×経営者 特別対談】

ラジオ番組「森清華のLife is the journey※」にて、月に1度、レンタル移籍者および移籍先のベンチャー企業経営者をゲストに迎えた放送が行われています。第3回目の放送では、パナソニックの松尾朋子(まつお・ともこ)さんと、株式会社ローカルワークス CEOの清水勇介(しみず・ゆうすけ)さんをゲストに迎え、レンタル移籍での経験や、リスナーへのメッセージを語ってもらいました。

※ 毎週水曜 午後9:00から、かわさきエフエム(71.9MHz)にて放送中。
企業経営者や各界のスペシャリストなどをゲストに迎え、これからのキャリアや生き方に迷い考える、特に20代後半・30~40代のビジネスパーソンに対し、一歩踏み出すための背中を押すことが目的の番組。番組自体は今回で161回目。ローンディールの仕組みを利用してレンタル移籍を行った移籍者と移籍先の経営者をゲストに迎える回は、月に1回の頻度で放送予定。パーソナリティーの森清華は、ローンディールのメンターとしても活躍中。

本記事では、当日の放送内容のダイジェストをお届けします。
なお、当日の番組アーカイブも、podcastで聞くことができます。

—自分は違う会社でやっていけるのか? 試してみたい気持ちから

森さん:ローカルワークスさんは、どのような事業を展開されているのでしょうか?

清水さん:建設業界のIT化に取り組んでいます。ネットでのB2Bマッチングや、決済代行・回収保証サービスなどを提供しています。建設は自動車に次ぐ大規模な産業。ですが、IT化が最も遅れている業界でもあります。

森さん:業界を変革していこうということですね。では、そんなローカルワークスにレンタル移籍をした松尾さん。(レンタル移籍から)戻って、現在はどんなお仕事を?

松尾さん:今はBPR推進部という部署にいまして、営業をもっと効率的にできるシステムを考えて、社内の営業担当の方に使っていただくという仕事をしています。

森さん:2018年10月から1年間移籍をしていたわけですが、それまではどんなお仕事をされていたんですか?

松尾さん:自社の照明や配線器具を使っていただけるよう、販売代理店さんに向けてPRをする営業の仕事をしていました。

森さん:そこから、なぜベンチャー企業に行ってみようと?

松尾さん:入社4年目に差し掛かってきた頃でした。毎年やることも決まってきて、仕事にも慣れてきて…、という中で、周りの人たちも含めて、もっと楽しく仕事ができる方法がないかと考えていました。それに、「違う会社でも自分はやっていけるのか? もっと自分を試してみたい…」というモヤモヤも抱えていて。だから、この制度が始まって迷わず手を挙げました。

森さん:課題感とキャリアという視点から手を挙げたのですね。一方の清水さんが、この制度を活用しようと思ったのはなぜですか?

清水さん:人手が足りないというのはありましたが、それだけではなくて。いつも同じメンバーという環境ではなく、バックグランドの違う人が入ってくることで新しいものの見方や考え方が出てくる。そう期待して、ジョインしていただきました。

森さん:では、松尾さんが数あるベンチャー企業の中から、ローカルワークスさんを選んだのはなぜでしょう?

松尾さん:私がこんなことを言うもなんですが、同じ志、ビジョンを掲げていらっしゃって(笑)。「建設業にある課題をITで変える」という志だったり、事業内容を聞いたときに、この会社だったら業界の課題にダイレクトに向き合うことができるし、持ち帰れることも多いんじゃないか、と思って決めました。

—勇気を出して「ご飯行きませんか?」 そこからすべてが変わった

森さん:清水さん、起業される前はラクーンや、ガリバーインターナショナル(現 IDOM)などで新規事業開発をご経験され、その後、リフォームの会社で副社長をされていらっしゃいますね。組織を作る上で、どんなことを意識されていますか?

清水さん:起業して大事にしていることがいくつかあります。それは、スピード、オーナーシップ、ユーザーファースト、プロフェッショナリズムという4つの価値観。新しい価値を作って世の中に出していくためには、こういう考え方を共有できる組織じゃないと難しいと思いまして。

森さん:そんな中にジョインをされたのが松尾さんで。最初はどんな気持ちでしたか?

松尾さん:頑張るぞ! と(笑)。でも新しいことばかりで、やり方がわからなくて。今までも営業はしていたんですけど、扱う商品が“もの”ではなくITということや、新規のお客様に営業をしていくということは初めてでした。スピードが大事だということがわかっているのに足が止まってしまうこともあり…。仲間の方々に良く相談させてもらっていました。
そしたら「清水さんに腹割って話してみたら」と言われて、清水さん忙しいだろうな、と思いながらも「ご飯行きませんか」とお声かけしてみました。

清水さん:入って3ヶ月くらいの頃かな。仕事でモヤモヤすることがあると、相談を受けました。話を伺っていると、状況もやることも目まぐるしく変わっていくことに、ついていけないという印象。僕たちの仕事は、トライアルアンドエラーを繰り返しているため、日々、施策が変わっていきます。でも、その施策の背景についてすべて説明できているわけではない。そうすると、捉えきれないまま仕事をやることになって、結果、振り回されている感が出てしまっているのかなと。

松尾さん:そのときは、ベンチャーに来たけど、上からの指示を遂行するだけで、ベンチャーも大企業も変わらないなと思ってしまっていました。でもこの時、たくさんアドバイスや助言をいただいたことで、視野の狭さに気づきました。清水さんから具体的な説明をお聞きして、腹落ちできてからは、自分ごと化できるようにもなって。「どうしよう」から、「こうしてみようかな」とアイデアが出るようになりました。

—まずは一歩を踏み出すこと。歩き出してみるとなんとかなる

森さん:松尾さんは、大企業の社長とは異なる距離感で清水さんと接していたと思いますが、どのように見えていましたか?

松尾さん:今までは社長といえば雲の上の存在で、自分が何か申していいのか、って思っていました。でもローカルワークスでは、社長の清水さんの意見に対して、スタッフのみんながどんどん意見を出して、それに対して議論が始まっていくという感じでした。こんなに社長に意見していいんだ…っていうのが驚きでした。

森さん:ローカルワークスさんは、様々なバックグラウンドの人が集まっていらっしゃる。そんな方々と仕事をする中で大切にしていることはなんでしょう?

清水さん:できるだけフラットな環境を作るということです。たとえば、みんなでディスカッションするときは、“誰が”言うじゃなくて、“何を”言うかを重視するようにしています。

森さん:最後に。この1年は松尾さんにとってどういう意味がありましたか?

松尾さん:なぜこれをやるのか? と行動に意味付けができるようになりました。ちゃんと腹落ちした状態で、行動できるようになったと思います。私がパナソニックで働く意味や原点を思い出させていただいた1年でした。

森さん:では清水さんは、レンタル移籍という仕組みを活用して松尾さんを受け入れて、ご自身や組織にどんな影響があったと思いますか?

清水さん:彼女のキャラクターが良いので、社内が明るくなりました(笑)。それに、僕たちにない視点を持ち込んでくれたので、組織が活性化したと思います。

森さん:では最後に。これから自分の夢を実現しようとしている方々に、メッセージをお願いします。

清水さん:リスクとか心配することとかあると思いますが、まずは一歩を踏み出すこと。自分も転職したり起業もして悩んだことありましたが、歩き出してみるとなんとかなります。

松尾さん:浮きも沈みもすべて酒の肴、じゃないかなと(笑)。この1年、嬉しいことも辛いこともありましたが、何でも一生懸命でしたし、今思うと、すべていい思い出や糧になっていると感じます!

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リスナーへのメッセージを色紙に込めて
写真左奥:株式会社ローカルワークス 清水勇介さん。写真左手前:パナソニック 松尾朋子さん。写真右:パーソナリティの森清華さん。

レンタル移籍者と移籍先の経営者をゲストに迎えた「森清華のLife is the journey」、次回の放送は1月8日(水)を予定しています。スマートフォンのインターネットラジオアプリ「Listen Radio(リスラジ)」をダウンロードして、「ジャンルから選ぶ」を選択→「カテゴリ」を選択→「全国のラジオ局」を選択→「かわさきエフエム」を選択して聞くことができます。放送終了後には今回の放送同様、podcast配信情報もお知らせします。次回もお楽しみに。

▼過去の放送ダイジェスト
第1回:強い価値観は組織の推進力に繋がる【レンタル移籍者 × ベンチャー経営者 特別対談】(アステラス製薬株式会社 神田直幸さん × 600株式会社 久保渓さん)
第2回:失敗=ナイス学び! 恐れず挑戦すると人生が開ける【レンタル移籍者×経営者 特別対談】

END

【 レンタル移籍とは? 】

大手企業の社員が、一定期間ベンチャー企業で事業開発などの取り組みを行う、株式会社ローンディールが提供するプログラム。ベンチャー企業の現場で新しい価値を創りだす実践的な経験を通じて、イノベーションを起こせる人材・組織に変革を起こせる次世代リーダーを育成することを目的に行われている。2016年のサービス開始以降、計29社68名以上のレンタル移籍が行なわれている(※2019年10月実績)。→ お問い合わせ・詳細はこちら

協力:株式会社ローカルワークス  / パナソニック
Report:小林こず恵
提供:株式会社ローンディール
https://loandeal.jp/
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「&ローンディール」は、企業間レンタル移籍プラットフォームを提供する株式会社ローンディールの公式WEBマガジンです。大企業で働く社員が「レンタル移籍」を通じてベンチャー企業で学び、奮闘し、そして挑戦した日々の出来事をストーリーでお届けします。http://loandeal.jp

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