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大企業からベンチャーへ【挑戦者たちが語る ”自分を変えてくれた言葉”】

「あのひとことがあったから頑張れた……」
大企業からベンチャーへ、初めて会社の外に出て、未知なるものへ挑戦することになった”レンタル移籍者”たち。彼らはベンチャーという慣れない環境の中で、奮闘します。目の前の壁は想像より厚く、今までの仕事のやり方では越えることができません。

ーーーそんな時。乗り越える原動力となるのは、いつも近くで見守り、応援してくれている”先輩挑戦者たち”からの、ひとことだったりします。
そこで今回、移籍を終えた方、移籍中のみなさんの「あのひとことで勇気が持てた、変われた」など、きっかけになった言葉をご紹介します。

→ 「レンタル移籍」の詳細はこちら

ー01
「失敗を恐れて進めない・・・」
そんな時に、一歩踏み出す勇気をくれた言葉

移籍中は、ベンチャーという環境、慣れない仕事の中で、失敗を恐れて前に進めないことがあります。勇気を出して頑張ってみたけれど、思うような成果が出ないこともあります。そんな時に勇気をもらった言葉とは?


" 答えがないことに机の上で悩んで行動できなくなっていませんか。
僕も不確実な中で行動するのは不安だし常に悩んでいるんですよ。
失敗しても大丈夫なんで、どんどんチャレンジしていきましょう! "

レンタル移籍が始まった当初、移籍前の意気込みに反して自分が(移籍先のランドスキップに)貢献できていないことに落ち込み、挑戦に臆病になり、自信を失いかけていました。そんな時にCEOの下村さんからこの言葉をかけていただきました。会社の経営者でも悩み、不安な中でも勇気を出して行動しているんだ…と知ったことで、自らの行動が大きく変化し、結果に結びつけることができました。移籍後もこのエピソードを忘れずに新規事業に従事し、今では自ら考え抜き、意思決定し、不確実な中でも行動しトライアル&エラーを繰り返す素養が身についています。メンバーへのマネジメントにも大きな影響を与えてくれていると思います。

NTT西日本からランドスキップへ
佐伯 穂高さん

” 勉強することなんてありません。わからなくても前に進めるだけです。失敗しても学ぶことばかりです。"


Telexistence inc. 取締役CPO 佐野元紀さんから。スパスパ決断して次にやることを決めていくCPOにすごいなぁと感じ、彼に「どうやったら元紀さんのように英断できるのか?」と質問した時の言葉です。この頃、(Telexistenceで)一定の成果を出している気持ちがあり、少し奢りが出ていた時だったので、グサリと刺さりました。この言葉をきっかけに、前にさえ進めば失敗しても良いと心に決めて、決断に困らなくなりました。同時に、自分の業務の範囲を超え、経営者の視座で仕事ができるようになりました。

パナソニックからTelexistenceへ
落合 章浩さん



” ナイス 学び! ”


「nana music」で、とある検証実験がまったくうまくいかず(想定していた結果を得られなかった)その報告をしたところ、COOの細野さんが言ってくれた言葉です。失敗を”ナイス学び”とする受け取り方に感動しました。今もこの言葉は、何かにチャレンジする時、うまく行かなかった時など、私に大きな勇気を与えてくれています。

大鵬薬品工業からnana music へ
大西 順子さん


" 新しい環境で辛いかもしれませんが、見方を変えると今の環境はとても恵まれていて、極端な話、死ぬわけじゃないんです。だからRPGゲームになぞらえて言うと内海さんに出ているコマンドは「ガンガンいこうぜ」なんです。いかに「今、自分ごととしてやり切れるか」で成長の角度が変わってくるので、ひとまず全力でぶち当たるべく、やっちゃいましょう!!”

ベンチャーという新しい環境で、”自分を出そう”としたものの、結局いつもの調整型の立ち回りになってしまい、自分の言いたいこともなかなか言えず、主体的な仕事ができていませんでした。そんな時にメンターの木内さんが言ってくださった言葉です。シンプルな言葉ですが、たしかにその通りだと思い、自分から仕事をとりに行く、意見を出す、一歩踏み込む…、背中を押された言葉です。

富士通からRapyuta Roboticsへ
内海 晃さん


ー02
「もっと、やれることあった・・・」
本気になれた、覚悟が生まれた言葉

ベンチャーで働く人々の志は高く、圧倒されることがあります。そんな熱量高い人たちに触れ、「自分は覚悟を持って仕事ができていたのか…?」と、自分の”本気”を問うことがあります。そんな時に本気になれた、覚悟が生まれた言葉とは?


" 片道の船に乗る覚悟はあるか "

TBMに出向してから3ヶ月が経つ頃に開催された合宿(TBM CAMP)で、山﨑社長が、参加した社員全員に対しておっしゃっていた言葉。
大企業のスキル・ノウハウをベンチャー企業に提供する、というローンディールでよく見る図を思い出しては、TBMに何も価値を生み出せていない自分に焦ってばかりだった日々の中、この言葉を聞きました。
この言葉を聞いて、指示待ちで受け身になっていた自分に気付くことができました。また、進むしかない・片道の船に乗り込んでいるんだ、という覚悟を持とうと意識するきっかけにもなり、失敗したっていいじゃないか、カッコ悪くてもいいじゃないかと思えるようになったことで、どんどん挑戦できるようになりました。

日本郵便からTBMへ
武澤 歩沙美さん

" 脳みそちぎれるくらい考えろ "


トリプル・ダブリュー・ジャパン社長の中西さんより。サービス検討の議論で、行動が足りなかった自分に対して言われた言葉。自分の中の物差しと社長の物差しが違うなと感じた一言でした。自分では動いていたつもりが、まだまだ甘さというか自分事に出来てなかったことに気づきました。
これ以降は、偉い立場であろうとなかろうと、考え抜いた人こそが、事業のことを語れるんだなと思って、自分も徹底的に考えるようになりました。

NTT西日本 からトリプル・ダブリュー・ジャパンへ
新田 一樹さん

" コミットするために今自分の持っている全ての手段を使ったか? "


自分が任された新商品のテストユーザーを探すという業務に対して、コミットできなかった時に社長の梶原さんから言われたひとこと。これまでに経験したことがないことで、テストユーザーに適切な人脈もないと諦めていた部分もありましたが、このひとことで、自分は、できない言い訳を並べているだけで、結果にコミットする意思が弱かっただけなんだ、ということにハッと気づかされました。

関西電力からチカクへ
田村 博和さん


" What is your role and responsibility? "


移籍先のALEに行った最初に一週間、フランス人の同僚とご飯を食べに行った時。ALEに行って周りのスーパープロフェッショナルな人たち(僕にとっては"アベンジャーズ"に見えた・・・)に圧倒されていて落ち込んでいた時期で、何とかして彼らから学ぼうと気持ちを無理やり奮い立たせていました。そんな時、彼からこの言葉を言われ、「学ぶ姿勢」である自分に気がつきました。自分はALEに役割があっているのに、責任を負っている立場であるのに、その意識がなかったと気づくことができました。

NTT西日本からALEへ
梶原 浩紀さん

ー03
「そういう視点もあったのか・・・」
仕事への向き合い方が変わった言葉

「今までやり方が当たり前ではなかった、こういう考え方もあったのか」
新たな環境に身を置くことで、気づくことがあります。そのきっかけになった言葉とは?


" 会社のお金を自分のお金と同じように考えなさい "


私が海外の会社に技術実証(poc)を依頼した際に、費用について価格交渉中に上司から言われたひとこと。今思うと、大企業で働いてた際は、予算や経費に対する意識が薄かったように思います。この後から、コスト意識が強くなりました。

日揮からテラドローンへ
新井 傑さん

" 100点取りに行こうとしている。全員にモテようとしてません? "

自分がユーザーからのアンケートを分類整理したものの次のアクションに悩んでいた際、ベンチャーの代表から、事業を起こす際に3つ重要なことがあると教えていただいた中の一つ。アンケートから、知らず知らずのうちにユーザーの全ての声に応えようとしていた自分へかけていただいた言葉。この言葉から、満点を取る必要はなく(そもそも満点なんてないのに)コアユーザーが何に響いて、それは何故なのかを徹底的に掘り下げることの重要性を教えていただき、次のアクション、また次のアクションと打ち出すことができました。

パナソニックからチカクへ
大西 正朗さん


" 大丈夫。残り時間でできること全部やったら勝ちますよ。"


かなり苦手意識のあるプレゼン。なかなか上手くいかず沈んでいる時に、移籍先のとある先輩がかけてくれた言葉です。この言葉を聞いて、「今から頑張っても間に合うかもしれない、遅くない」と前を向けました。それと同時に、いつも私は、その時にできることを全部できていただろうか? と、改めて考えるきっかけになりました。

オリエンタルランドからALEへ
井川 千紗都さん


" 「何でもできる」は弱み "


営業担当として、取引先と会話を重ねていく中で、「この商品は何ができるの?」と問われた際に、「なんでもできる」と返していました。しかし、「何でもできるは何にもできないのと同じ、何か尖ったものはないの?」といった主旨のコメントをいただきました。自身のプロフィールやセールスでも「どこでも何でもやります!」と言っていたことがあることを思い出し、これからは「〇〇ができます。〇〇で自分が輝きます」といった、尖った箇所を見つけることが重要だと感じました。

セガサミーホールディングスからユニロボットへ
村瀬 征岐さん


ー04
「そうか、これでいいんだ・・・」
自分のことを認められるようになった言葉

ベンチャーにいると、マイノリティになることがあります。みんなと同じように振る舞えない自分に、自信を失うこともあります。そんな時に、自分を認めてあげることができた言葉とは?


" 人には成長しなければならない部分と、どうしたって成長できない部分と、成長してはいけない部分がある。その混合の比率が「人格」である。"
※出典:『流』(講談社文庫 / 著:東山彰良) より

とある夜、仲間たち数人と仕事後会社に残り、雑談をしていました。プログラミング用語の話や他ベンチャーのサービス内容談義など、わからない単語や内容が飛び交い、それらに関しての知見がなく発言できなくて、ただ相づちをうつしかできない自分に「自分は何も物事を知らないんだなぁ」と、とても気持ちが沈みました。当時、仕事もうまくいっていなかったこともあり自分のことを価値のない人間だとどんどん塞ぎ込んでいました。そんな時、ベンチャーで働く仲間が夜中に送ってくれたメッセージです。
この言葉から、自分と他人を比べ、その差に自信をなくし自分を見失うのではなく、その差は素直に認め、努力しなくてはいけないこともあるけど、自分自身にもきっと素敵なところはある、と思えるようになり、他人も自分も同じように認めることができるようになりました。

パナソニックからローカルワークスへ
松尾 朋子さん


” 出川さんは、ずっと頑張ってました ”


私の最後の週報に対するメンター笹原さんからの言葉です。
私の移籍により元の所属の仲間や家族に負担をかけている後ろめたさから、せめてフローレンスの役に立ちたいと思い続けてました。ただ、本当に役に立てていたのか? 移籍が終了してからも自分では納得できておらず、モヤモヤ感が残っていました。
そんな中、ずっと見てくれていたメンター笹原さんの言葉で、ようやく自分を認めてあげられました。頑張ったんだから、もう許してあげよう、と。

オリエンタルランドからフローレンスへ
出川 千恵さん

いかがでしたか?
もう間もなく2020年。この記事が、新たな挑戦をしたい皆様の、勇気やきっかけになれば嬉しいです。みなさんが勇気をもらった言葉、大切にしている言葉があれば、ぜひコメントで教えていただけると嬉しいです。


【レンタル移籍とは? 】

大手企業の社員が、一定期間ベンチャー企業で事業開発などの取り組みを行う、株式会社ローンディールが提供するプログラム。ベンチャー企業の現場で新しい価値を創りだす実践的な経験を通じて、イノベーションを起こせる人材・組織に変革を起こせる次世代リーダーを育成することを目的に行われている。2016年のサービス開始以降、計29社68名以上のレンタル移籍が行なわれている(※2019年10月実績)。→ お問い合わせ・詳細はこちら


協力:レンタル移籍経験者の皆様  / 関係企業の皆様
Storyteller:小林こず恵
提供:ローンディール
https://loandeal.jp/
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大企業で働く社員が「レンタル移籍」を通じてベンチャー企業で学び、奮闘し、そして挑戦した日々の出来事をストーリーでお届けします。http://loandeal.jp

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