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レゴを使って、"自分にとってのはみだしとは?”を考えてみた 【4th place lab 日記】

あれ、レゴってこんなに自由だったっけ?
大人になって初めてレゴに触れて、その楽しさにワクワクしつつ、凝り固まった自分の発想に落胆しました(笑)。

みなさん、こんにちは 4th place lab の小林です。気まぐれで発信している日記ですが、今日は、先日 メンバー同士で行なったレゴワークショップをレポートします。色々いい話が出たので、備忘録も兼ねて。

さて、私たちが運営する、4th place lab は、「はみだして、ためそう」をコンセプトに、組織を超えたチャレンジを支援するコミュニティです。これまで約70名の方が、自分の好きなこと、得意なこと、興味があることをベースに様々な活動を行っています。

さて、4th place lab も人が増えてきたよねということで、今回、メンバーでもある、鈴木貴成さん(LEGO®SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ)が「みんなで4th place labのストーリーを見つける」ワークショップを開催してくれました。

最初はレゴになれるため、色々つくってみる練習からスタート。この時点で手先が不器用な私はまごつくわけですが・・・。そんなこんなでワークショップがスタート。

まずは、「私にとってのはみだしとは?」を各々レゴで表現するというもの。今回は4人で、ぞれぞれが思う“自分なりのはみだし”をレゴで表現しました。できたものをそれぞれ発表し合うのですが、同じ「はみだし」でも全然違うものができますね。

たとえば ↑ は、自分の軸はありながらも、それが揺れ動くこともあり、いろんな方向に可能性が広がっているというイメージだそうです。

こんな感じで、一人ひとりの作品紹介があって、最後はみんなのレゴ作品を並べて、繋げて、ひとつのストーリーを作りました。今回作ったストーリーは「私たち4人にとってのはみだしとは?」。4th place lab は、はみだす機会を作ったり広げたりする場所なのですが、そのストーリーをみんなで言葉にしてみるいい機会になりました。

たとえばこんなストーリーがありました。

【右上】組織という見えない壁に囲まれて。周りが見えてない状態。上を目指してるみるけど、それがいいのか悪いのかわからない。
 ↓
【左上】思い切って壁の外を見てみたら、色々と見えてくるものがある。いろんな人がいろんな価値観を持ってチャレンジしている姿など。
 ↓
【右下】自分もやってみようと、手足を広げて、いろいろ試してみる。そうしているうちに選択肢が増えていく。見えなかった道が見えてくる。
 ↓
【左下】そうした結果、これかもしれない!と自分の中で進むべき方向が見えてきて、自分で船を漕ぎ出す。その時には、自分の周りにあるのは壁ではなくて風通しの良い窓だった。

おしまい ♪  という感じです。

一人ずつ、4つのレゴ作品を並べてストーリーを語っていくんですが、出てくる言葉もイメージする世界もちょっとずつ違うんですよね。メンバーの皆さんが、4th place lab のことをどんなふうにとらえているのか分かって、感慨深い時間でした。

そんな中で私が特に印象深かったのは、

“いろんな人の人生に触れて自分の人生を見つけていく”
”進むのは前だけじゃないよ、横・斜め・後ろも見よう”

というキーワード。私たちはどうしてもひとつの道を進んでいると、これでいいんだっけ? とふと不安になったりします。でも、他の人が作った道眺めてみたり、一緒に歩いてみたりすることで、「やっぱり私の道はこれかもしれない」とか、「こんな道もありかもしれない」と見えてくるもの。

そして、私たちは常に前を見て歩いて、前にしか進めないような思い込みをしているけど、そうじゃないんだって。横を見たり、振り返ったり。360度に進めるんだよって。もちろん目指すのは上だけじゃないこともそう。

はみだしは、そうした気づきを与えてくれることなんだろうなぁと改めて感じました。

今度はメンバーだけじゃなくて、オープンワークショップとして開催できたら!と思ってます。4th place lab のpeatix をフォローいただければイベントの案内が届きますので、ご興味ある方はぜひ。

それでは、また!
(文=小林こず恵 / 4th place lab 運営)

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