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「自分らしいパラレルワークのはじめ方」大越瑛美さん × 村上静香さんのはみだしのすすめ
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「自分らしいパラレルワークのはじめ方」大越瑛美さん × 村上静香さんのはみだしのすすめ

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「4th place lab」は、はみだして、ためそう。をコンセプトに、組織をはみだして、やりたいことをカタチにする実験室です。その一環で月1回、はみだし先輩(はみだして、やりたいことをカタチにされたきた方々)をお呼びし、“はみだしのヒント”をお話しいただくオープンイベントを開催しています。

今回お話いただいたのは、組織の中でオープンイノベーションやSDGsなど複数のプロジェクトに関わり、個人でも社外プロジェクトに参画し、活躍されている大越瑛美さん。そして、組織でコミュニケーションデザイナーとして、コミュニティ運営などをしながらも、自らが好きな「アート」や「空間づくり」の広報としても広く活躍されている村上静香さんのお二人。「自分らしいパラレルワーク」のはじめ方を中心に、はみだしのヒントを伺いました。

▷ 4th place lab では現在、第3期生を募集しています。

#01 イベントや交流会がきっかけの場になる

大越瑛美さんは、普段は株式会社リコーで働きながら、個人としても、一般社団法人企業間フューチャーセンターの理事を務めた経験を持っていたり、講師としての活動や、地域の災害復興のプロジェクトに参画するなどアクティブに活動しています。またリコーの中でもアクセラレータープログラム「TRIBUS」を立ち上げ、運営事務局に席を置きながらも、中山間地域の地方創生・SDGsモデルづくりを目指すプロジェクトグループにも所属するなど社内外ともにパラレルで働いています。

そんな大越さんにとって、最初のパラレルワークであり、昨年まで理事を務めていたという、企業間フューチャーセンターとの出会いのきっかけはなんだったのでしょうか。

大越:私はリコーに入って2・3年目くらいから社外の方と交流できる場に参加するようになりました。そのくらいのタイミングで、企業間フューチャーセンター(当時は任意団体)主催のイベントに参加したことが最初のきっかけでした。参加していく中で面白い取り組みだなぁとどんどん興味が出て。そのうち、「一緒に企画しましょう」みたいな感じで運営の方に誘っていただいて、徐々に運営側に入っていたという感じです。

大越瑛美さん

イベント参加がきっかけだったという大越さん。
一方の村上さんも、会社員時代、とある交流会がきっかけで、パラレルワークが始まったといいます。

村上静香さんは、現在コミュニケーションデザイナーとして働いており、株式会社ローンディール他、自分の経験や興味関心を活かして、空間デザインや墨田区のまちづくりプロジェクト、アート事業などにも携わっています。そんな村上さんは前職でフルタイムで働いていた頃から、パラレルワークを始めていました。

村上:当時、リノベーションの会社で普通に働いていた頃、知り合いが主催する交流会のような場に顔を出していて、そこで私がリノベーションについてプレゼンする時間があったんですね。そのプレゼンを聴いていたローンディールの原田さんから、声をかけてもらって。ちょうど社外でも何かしたいなと思っていたタイミングだったので、後日改めて話して、そこから週1日働くようになりました。これが最初のきっかけですね。

村上静香さん

#02 本業のスキルを活用してみる

おふたりとも最初から「パラレルで働く」という強い意思があったわけでもなく、たまたま興味を持てる取り組みとの出会いや、声をかけてもらったことをきっかけに始まっている様子。では、具体的にどのようにパラレルを始めていったのでしょうか。

大越:運営側に関わるようになって最初にやっていたのは、イベントの受付とか、会場のレイアウト変更とか片付けとか(笑)、そういう人手が必要そうな部分というか、まずは自分がお手伝いできそうな範囲のことから関わりはじめていったと思います。

村上:リノベーションの仕事をしていたときに、イベントの企画とかをやっていたので、そのスキルをそのままローンディールのイベントで活用するっていうのが第一歩目でした。もちろんイベントの対象者は変わるし内容も変わるんですけど、お客さんに対してどうやってコミュニケーションを取るのかとか、イベントの流れとか、基本的な運営の仕方は重なることも多くて、最初はそうしたスキルを活かすところからやってましたね。

大越:確かに。私もそうでした。本業はプロモーションとか広報とか、マーケティングの経験があったので、そうしたスキルを活用していましたね。

#03 自分の状況をオープンに伝えてみる


「まずはできることから」。これまでのスキルや経験を活かしながら、パラレルをはじめていったということですが、フルタイムの本業がある中で、その両立は大変ではなかったのでしょうか。

村上:平日フルタイムで働いて、週1でローンディールに関わる、という生活をしていたのですが、最初は体力と時間的に大変だったというのは正直ありました。でもそれよりも苦労したのはコミュニケーション。本業の会社と、やり方もスタンスも違うし、週1だから顔を合わせる量も限られる。だからそのすり合わせが悩んだところでしたね。

大越:めちゃくちゃ共感します。それに、パラレルとはいえいろんなことが起こるわけで、どうしても時間内で終わらないことも出てくる。時間の使い方やどこまで入り込むかって難しいところですよね。

村上:今思うのは、両方の組織に、正直に自分の状況を言っておけばやりやすくなったんじゃないかなって。無理して一人で解決しようとせず、オープンにしちゃった方が周りも必要に応じてサポートしてくれるし、仕事がやりやすくなる。日頃から、周囲の人と丁寧なコミュニケーションをとっておくことが大事ですね。

#04 ためしにやってみるとできることが増えていく


やはり苦労したことも多かったようですが、一方、パラレルで働いたことで、人生や仕事にどんないい影響があったのでしょうか。

大越:新しい環境とか、知らない人の中に入っていくことには慣れたっていうのはありますね。本業でも異動が結構あるんですが、そうした変化に動じなくなったというか、ハードルが下がったと思います。

村上:それはありますね。私は世界が広がるみたいなことを実感しましたね。たとえばローンディールで働くようになった後、トレイルヘッズという会社にも広報で関わりはじめたんですね。空間プロデュースをしている会社なんですが、アウトドア系のプロデュースもしていて、いつの間にかアウトドアスキルもあがっちゃって(笑)。アウトドアは好きだけど、自分でその環境をつくるのは苦手意識があったんですが、ためしにやってみたら、焚き火とかすごく上手くなって、間違いなく人生が豊かになりましたね。もちろんそれだけじゃなくて、新しい分野の広報スキルも身につきました。そうやってちょっとずつできることが増えていったり、関われる世界が広がっていったのが嬉しかったですね。

大越:できることが増えたのはありますね。「これやってみない?」とか、声かけてもらえることが嬉しくて、とりあえずやってみたらできるようになったとか。

#05 期間を決めて動いてみる


お二人は、たまたま始めたパラレルで働くというスタイルがフィットした様子ですが、そもそもどういう人がパラレルに向いているのでしょうか。また、どうしたら自分に合うパラレルに出会うことができるのでしょうか。

村上:向いている人でいうと、好奇心旺盛な人とか、仕事は仕事で楽しいけど他のこともやってみたいっていう意欲がある人とかは、思い切って飛び込んでみたらいいんじゃないかなって思います。

大越:好奇心、大事ですよね。やりたいことがたくさんある人は、今の職場では無理って諦めないで欲しいですね。会社で働きながらもチャレンジできる機会が世の中にはいっぱいあると思うのでどんどんやってみたらいいと思います。合うか合わないかは、やってみた後に決めたらいいかなって。

村上:そう、やってみないとわかんないことってありますよね。ちょっと興味を持ったら、どうしようかなって悩む前に、たとえば期間を3ヶ月とか決めてやってみる、みたいなのはあるかもしれないですよね。逆に、そんなに長く働くつもりじゃなかったのにやってみたら「意外と合う」とかもあるので。

#06 周りに自分の興味関心を話しておく


お二人がイベントや交流会で出会いがあったように、外との繋がりをつくるために、どんな行動を起こしたらいいのでしょうか。

村上:イベントに行くとかもいいと思うんですけど、あまり慣れていない人だと、知らない人の輪の中に入ってつながりを開拓していくって、ハードル高いと思うんですよね。だから一番気軽なところでいうと、友達や知り合いに「こういう人と繋がりたい」とか「パラレルで働いてみたい」とか言っておくのも結構効果があるんじゃないかなっていう気がします。そうやって周りから誘ってもらう、声をかけてもらうような環境をつくるというか。身近な人から巻き込んでいくみたいなことは大事。

大越:私がはじめて企業間フューチャーセンターのイベントに参加したのも、会社の同期の子に「大越さん、こういうの好きそうじゃない?」って誘ってもらったことがきっかけです。自分では意識していなくても周りの人には見えていることがあるかもしれません。なので周りの方からの情報も素直に受け取ってみるのも良いのでは。

あとは、地域のゴミ拾いや会社のCSR活動など小さなボランティアに参加するのもいいかなと思いますね。目的もやることもはっきりしているし、気軽に参加できますよね。それに多様な人がいるので。私も東日本大震災でボランティアに参加させてもらい、その後、そこで出会った仲間と、現地の方が作ったアクセサリーを東京で売るなどの活動に発展しました。

#07 「できること」を言えるようにしておく


それでは、普段から準備しておくと良いこと、日々やっておくといいことはなんでしょうか。

村上:「自分が何ができるか」。それをひとことで言えるようにしておくと強いんじゃないかと思いますね。どんなことでもいいと思うんですけど、何かひとつ。私は好きなことを仕事にしたい方なので、好きをベースに絞ってやれること探すんですけど、好きを軸に、なんでもいいので経験をたくさん積んでおくっていうのも効果があると思います。

大越:それ大事ですよね。それで、「じゃあこれやってみる?」とか「こういうのあるけどどう?」って言われたら、とりあえずできるかわかんなくても、好きかどうかがわからなくても乗っかってみる。なんかそういうことの連続で、何かに繋がっていくのかなと。だからいつでも身軽に動けるようにしておいたらいいんじゃないかなって思いますね。

いかがでしたか。お二人の話を聞いて改めて思ったのは、日々、はみだしの準備をしておくことが大事だということ。周りに言っておく、自分ができることを明確にしておく、それだけでもパラレルのきっかけに出会う確率は高まります。まずは隣の人に話してみる、それならできそうですよね。小さなはじまりは、案外近くにあるかもしれません。

提供= 4th place lab / 文=小林こず恵

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