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フツーの会社員からはみだして、面白いことを始めた10人の話。 【第7期メンバー募集】

「はみだしてみると、できることが増えて人生も仕事も楽しくなる」。
会社員の”はみだし”を支援するコミュニティを運営して約1年半。いま一番伝えたいことは、やっぱりこれかなと思います。

こんにちは。4th place lab の小林こず恵です。4th place lab は「はみだして、ためそう。」をコンセプトに、本業をはみだして、個人としてやってみたいことにチャレンジするコミュニティです。これまで約70名の会社員の方が、個性あふれる個人プロジェクトを立ち上げ、活動しています。

プロジェクトの一部(HPより抜粋)

最初はフツーの会社員だった人(元からそうじゃない人もいますが・・・)がフツーじゃなくなるというか、自分の思いをアウトプットし続けることでどんどんキャラが立っていく。そしてチャンスが巡ってくる。そんなシーンを幾度と目にしてきました。

組織の中にいると、「ビジネスにならないから無理」とか、「みんながいいと言わないから出来ない」とか、そんな理由から諦めてしまっていることもあるんじゃないでしょうか。でも、最初はお金にならなくても、みんなに受け入れられなくてもやる意義のある大切なことはたくさんあります。みんなと違うから面白いし、誰もやっていないから価値になるはずなのに、組織の中では「結果の見えない新しいこと」がなかなかやりづらかったりしますよね。

だからこそ、はみだして自分でやってみる。やっていくうちに仲間に出会えたり、必要としてくれる人に出会えたりして、どんどん磨かれて形になっていく。そうやって一人ひとりの思いを実現する機会を増やせたら。そんなことを考えながら 4th place lab を運営しています。

そこで今日は、「はみだして、実際にどんなことをしているの?」を知っていただくために、2023年1月に開催した、4th place lab メンバーのプロジェクトの定期発表会「はみだしピッチ 2023 Winter」より、活動内容を要約してお届けします。

また、現在 第7期メンバー(2023年4月〜6月)も募集中(締切:3月6日(月))ですので、ぜひご覧いただけたらと思います。

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Vol.1 小田原で「やってみたい」を応援・支援する活動
「おだすけ!」

「おだすけ!」は、コロナを機に、東京から地元・小田原市(神奈川県)にUターンした渡辺将大さんが発起したプロジェクトです。テレワークで働き方に悩んでいた渡辺さんですが、地元・小田原に戻ったことで、地域の人と繋がったり、ワーケーション企画を立ち上げたり、人生が好転したと言います。

そこで、小田原市の魅力発信も兼ねて、「何かやりたい」という人の企画を小田原で実現させる支援活動「おだすけ!」を立ち上げたのでした。まずは4th place lab 同期で「街歩きイベントをやりたい」というメンバーと一緒にイベントを企画し、「小田原・おもロゲ(※ 野外スポーツ「ロゲイニング」がモチーフ)」というイベントを実現させました。今後も、地域で何かやりたいという人のサポートをしていきたいということです。

⇨ 渡辺将大さんTwitter

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Vol.2 ゲーム感覚で楽しく運動を!
「おもロゲ」

普段スポーツメーカーではたらく朝河孝元さんは、「毎日片道10kmのママチャリ通勤」をするなど、日常的に運動を行っています。一方、世の中では、コロナやリモートワークなどによって運動不足の人が増え、朝河さんは「そういう人たちに対して何かできないか」「もっと楽しく運動する方法はないか」という思いに至り、プロジェクトを発起しました。

そこで考案したのが「おもロゲ」。人気急上昇の野外スポーツ「ロゲイニング」をモチーフに、ゲーム感覚で街歩きをするというイベントです。 4th place lab 同期の渡辺さんのプロジェクト「おだすけ!」とコラボし、小田原市で実現したのでした。今後は小田原市のみならず、地域や企業などとコラボレーションし、楽しく運動する機会を各地に広げていくとのことです。

⇨ 「おもロゲ」Facebookグループ

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Vol.3 登山者が田畑の守り人になることを通じて、地域と働くを繋ぐ「里創(りそう)」

プロジェクト「里創」とは、山を愛する人と共に里山を創生していく取り組みのことで、発起人は電力会社ではたらく梶木亮さん。梶木さんはもともと自身のライフワークでもある「狩猟」を軸に農業・林業領域で何か貢献したいという思いがあり、活動を模索していました。そんな中で、「山間部に張り巡らせれた害獣防止策の管理が追いついていない」現状を目の当たりにしたのです。そこで、山を愛する登山者を巻き込み、共に害獣防止策の管理をしてもらうことで山が守られるのではないか? とプロジェクトを発起。今後は定期的にフィールドワークを行なっていくということです。

「公民共創で社会を作っていく 一員になりたい!」そんなビジョンを持って、活動をしています。

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Vol.4 本を通して人と人が出会える場所
「リーブロ・ミーシャ」

普段は、横瀬町(埼玉県)の町役場ではたらく平沼宏一さん。自身が暮らす横瀬町に「私設図書館を作りたい!」という思いを持って活動をしています。絵本をはじめ、多くの本を所有し、心から本を愛している平沼さん。本を通じて人と人が出会い、1冊の本からみんなの幸せが広がっていく、そんな場所にするために、私設図書館を鋭意準備中です。

現在は、平沼さん自身が「大人が楽しめる海外の絵本」を紹介したり、絵本の魅力を語り合う対話の場をつくるなど、まずはオンラインで活動を進めています。

⇨「リーブロ・ミーシャ」Facebookグループ

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Vol.5 「きょうだいじ」が、あるがままにおしゃべりできる拠り所
「喫茶 となりのおこもり」

「おこもりさん(ひきこもりの方)のおとなりさんをサポートしたい」。旅行会社ではたらく内田朋子さんは、そんな思いでプロジェクトを発起しました。おこもりさんは日本全国で100万人を超えると言われています。内田さんいわく「おこもりさんのおとなさんは、実は身近にたくさんいる。でも自分がそうであることや、そうした悩みを普段はなかなか話す場がない」だそうです。

そこでまずは、おとなりさんが「ホッとできる場所」「安心して話せる居場所」を作ることから始めることに。今は「一緒に居場所づくりをしてみたい」という方と繋がり、活動を広げていきたいということです。

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Vol.6 HAPPYな話題を雑談の一番に!
「のろけみがき」

普段、不動産会社で働く北原陽子さんは、もともと「子育ては大変なもの」というイメージを持っていたと言います。しかし、いざ子育てをしてみたところ、「こんなに楽しいんだ!」と思わずのろけちゃうようなポジティブな出来事にたくさん出会えたのでした。そんな経験から、「なんでネガティブな情報ばかりが世の中に出ていくんだろう。もっとHAPPYな話も世の中に広まったらいいな」という思いに至り、「のろけみがき」を発起しました。

のろけみがきは、普段しづらい「のろけトーク」をみんなで共有し合い、いつでも話せるように話を磨いていくというもの。今現在は、子育て中の話だけではなく、恋人・家族・仕事などの「のろけ」を広く共有し合う場をつくっています。

⇨ 「のろけみがき」Facebookグループ

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Vol.7 わたしだけのマイほとけを育てよう
「ほとけっち」

仏壇屋の次男として生まれ育った弦牧篤さん(普段はスポーツメーカーに勤務)は、幼少期から仏教が身近な存在だったそう。そして、仏教の考え方を人生に取り入れることで、幾度となく救われたと言います。そこで弦牧さんは「仏教を身近にすることで、みんなの心をスッと軽くしたい」という思いから本プロジェクトを発起。ゆくゆくは「いつも手元にマイほとけがいる」。そんな風景を思い描いているとのこと。

まずは、仏教を身近に感じられるための講座を定期的に開催しながら、「心を軽くする」瞬間を増やしていきたいということです。

⇨「ほとけっち」Facebookグループ

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Vo.8 ありもので改造してみたら、“変なもの”できちゃうかも!? 「ありもの魔改造」

普段は自動車メーカーでエンジニアをしている鈴木丈大さん。10年以上ものづくりに関わっている鈴木さんですが、「自分の好きなようにものを作ってみたい!」という欲求から 4th place lab に参加。

立ち上げたプロジェクト「ありもの魔改造」とは、家の中のあるもので「何か変なものを作ってみる」というもの。鈴木さんは、ペットボトル・ビニールテープ・ボールペンの3つのアイテムで「ペットボトルロケット」を制作したのでした。できるだけ簡単に作る、というコンセプトの背景には、ものづくりのハードルを下げて「みんなにものづくりの楽しさを知って欲しい」という思いもあるようです。

今後は、同期メンバーのプロジェクト「おだすけ!」とコラボして、小田原でペットボトルロケットを飛ばしてみるなど、自分自身のアクションを魔改造していきますとのこと。

⇨ 鈴木丈大さんFacebook

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Vol.9 こぶしを突き上げた自己変革やハードな運動は続かない!? 「 W.W.H.D 『ヒロシならどうする?』 」

「ヒロシならどうする?」。なんとも不思議なプロジェクトを立ち上げたのは、普段は運動器具メーカーではたらく田中慎一さん。「くだらない」アイデアを妄想するのが大好きで、妄想商品マーケット「MouMa 」で取り上げられたこともあるそうです。

田中さんは、「くだらないアイデアを聞いて、気持ちがふっと軽くなる」そんな瞬間を届けたいということで、Twitterで妄想アイデアを発信中。今後は
アイデアが枯渇している会議に場に参加したり、アイデアを考えて欲しいという人の相談にも乗っていきたいとのこと。ちなみに「ヒロシならどうする?」の、ヒロシとはサザエさんに出てくる中島くんのこと(本名は中島弘らしい)。長い話なので、由来を詳しく聞きたい人は、TiwtterのDMまで直接お問い合わせください(笑)。

⇨ 田中慎一@アイデアでニヤニヤする人 twitter

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Vol.10 少し宇宙のこと語って息抜きしてみない?
「Breathing Space」

通信会社に勤める鹿間栄作さんは、「宇宙を通して息苦しさから解放される」をコンセプトにプロジェクトを発起。以前、仕事で息苦しさを感じていたという鹿間さんは、大好きな宇宙に思いを馳せることで、小さなことがどうでも良くなり、前向きになれたと言います。たとえば「失敗したらどうしよう」「怒られるかも」と狭い世界で考えて怯えていたことも、宇宙視点で考えたら「失敗しても大したことないからやりたいようにやってみよう!」という発想に変わったのでした。

そこで、当時の自分と同じように狭い世界で息苦しい日々を送っている人たちが、宇宙(=夜空)を見ることで、心を軽くしてほしい。そうした思いから、夜空に触れる機会を作っています。

⇨ 鹿間栄作さんFacebook

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【4th place lab 第7期メンバー募集中】

6期メンバーとの1枚。

いかがでしたか。いずれもすぐに社会に何か大きなインパクトを起こすものではないかもしれません。それでも、自分の思いに従って行動を起こしてみると、少しずつ仲間ができ、じわじわと広がっていきます。そうやって、まずは“はみだして”試してみることで、思わぬチャンスが巡ってくるもの。

現在、2023年4月から活動する第7期メンバーを募集中です。ひとりでは抱えきれない思い・アイデアを、ぜひ一緒に実現していきましょう!

また、現在「はみだしWEEK(メンバーによるオンラインイベント)」も開催中です。よかったら気軽に遊びに来てください。

( 文= 小林こず恵 / 4th place lab 運営 )


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