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生煮えで出す力【ぼくらは仕事で強くなる vol.18】

連載「ぼくらは仕事で強くなる」は、ローンディール 代表 原田による個人ノートです。組織やマネジメントのこと、自分自身のキャリアについてなど、日々感じていることや取り組んだことを綴っています。週1回程度更新しています。

最近、大学院に通わせていただいているおかげで、ありがたいことにインプットが増えております。それで思い出した私自身の特性について、紹介します。

すごく平たく言うと、私はすぐに影響受けるし、影響受けたらすぐに使いたくなるという性分です。楽天的だからなのか、自意識過剰だからなのか、自分が発している言葉が浅いことに、なかなか気づきません。それに気づく前に、口から出てしまっているっていう感じですね。つまり、あんまり思考を「熟成させる」ということができず、いつも、生煮えです(・・・なんか、こうやって書くとすごい薄っぺらいですね。そういえば、学生時代から「お前は思慮が浅い」って言われていた)。

ただ、これには時々良いこともあります。自分にとっては表現力の向上や思考の深まりに貢献できていたりすることもあるように思います。ちょうど先日、イベントでエレファンテックの清水さんと話をしていて、やっぱり新しい価値を作ろうとするならリーンに進めるってことが大事だよね、っていう会話もあって、ときには「生煮え」も大事なのかもしれません(リーンに進める力、とか言ったほうがかっこいいんですが、自分の場合はそんなたいそうなものでもないので生煮え力、で行きます)。

とはいえ生煮えには生煮えなりの哲学があって、何でもかんでも生煮えで出せばいいということでもないんですよね。一応、自分なりに気を付けていることがあります。ということで、自分の考えを生煮えで出すときのポイントを3つほど、あげてみます。

まず、自分が外から仕入れてきた知識や情報が、自分にフィットするものなのかどうか、自分の心を見極めながら話すということです。誰かに話をしてみると、それがちゃんと気持ちを込めて語れるものなのかどうか、フィット感があるかどうかっていうのが意外とわかるんですよね。うまくフィットしていないときは、次はちょっと言い方を変えてみます。そうやって3回くらい話をしてみて、しっくり来たらそれからずっと使うものになるし、ダメならお蔵入りで忘却の彼方です。

次に、相手の反応をよく見ることです。これはかなり注意しているつもりです。相手の反応がポジティブなのか、共感を持ってくれているのか。相手の表情やリアクション、どんなコメントが返ってくるか、その先どんな会話になるか。つまり、ウケてるかどうか。そういうこと注意深く見るようにしています。やっぱり、相手が楽しくない切り口っていうのは使えないですからね。

あと、自分で使ってみるタイミングの話ですが、インプットしたらできるだけ早く、鮮度のあるうちに使ってみることも大事ですね。感動したら、なるべくすぐに発信してみる。そこで伝わるようになれば、瞬間フリーズドライじゃないですけど、鮮度の高い状態で言葉を自分の中にとどめることができるような気がします。

はい、私の生煮えテクニックは以上です。この辺を意識して生煮えで出してみると、意外といろいろな可能性が広がっていったりします。いつも生煮えでしゃべっているので、もしかしたら周りの方々にはご迷惑をかけているかもしれません。お付き合いくださる皆様、いつもありがとうございます。

あ、あと、それでいうと、たまにはちゃんと煮込んだものをお見せしないと信頼が損なわれていく一方かもしれないので、注意が必要ですね。

このnote自体が、生煮えの集合体ですね。一気に1,000文字くらい書けるときは、比較的フィット感があるなぁと思ったりします。(ちなみにこの文章はギリ。笑)お付き合いくださって、ありがとうございます。

生煮え万歳!それでは。


▼ 過去のノートは以下より

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