「LoanDEAL 2021」ダイジェスト -新しいこと、いろいろ始めました-
こんにちは。ローンディールの小林です。いつも「&LoanDEAL」をご覧いただき、ありがとうございます。もうすぐ2021年も終わりますね。みなさんはどんな1年でしたか? どんな出会いがありましたか?
私たちは今年も、たくさんの挑戦に出会うことができました。そして、さまざまな方と物語を紡いできました。そうしたみなさまとのご縁によって、ローンディールは今年、これまでにはない新たな取り組みをさせてもらっています。一緒に挑戦してくださるみなさまへの感謝と共に、この1年の出来事を振り返ってみました!
①「WILL発掘講座」を個人向け・学生向けにスタート
これまで「レンタル移籍」の一環で展開していた「WILL発掘講座」を、今年1月以降、働く個人向けもにスタートしました。WILL発掘講座は、個人のWILL(Value・Mission・Vision)を明らかにし、仕事における成長・覚醒、組織や会社との関係性を明確にすることで、仕事への主体性が高まり、より生き生きと挑戦できるようになることが狙いです。また、東大uTIEが提供する「イントレプレナー養成講座」とのコラボレーションや高校生向けプログラムとして展開するなど、その幅を広げています。2022年も引き続き開催しますので、1年のはじまりにご参加ください〜。
また、約1年前に公開した「WILL発掘講座」の記事を以下よりお読みいただけます。
②「ベンチャーに行ってわかった。実は役に立った”大企業スキル5選”」の発表が話題に
今年2月に、大企業からベンチャーに行った移籍者にアンケートを取り、それをまとめた記事「ベンチャーに行ってわかった。実は役に立った”大企業スキル5選”」を発表しました。公開後、noteの公式で紹介されたり、企業から転載のお問い合わせを頂くなど、多くの反響がありました。また同切り口でオープンイベントも開催し、多くの人にご参加いただきました!
③「outsigth(アウトサイト)」が 正式リリース
参加者が100名になりました!
2021年よりトライアルで行っていた「outsigth」を4月に正式リリースしました。「outsight」はベンチャー起業家が抱える戦略課題に対して大企業社員が解決策を提案し、本気で議論する「オンライン越境」研修です。開始から約8ヶ月経った今年12月、おかげさまで導入企業が累計50社、更に12月の参加者数は100名となりました。
どんな業種・部門が導入しているのか? どのような参加者がいるのか?
リリースに掲載していますのでよければご覧ください。
④大企業の「R&D人材」をタブロイドで特集
& オープンイベントの実施
「レンタル移籍」では、2020年よりR&D部門の人材が増加傾向にあり、昨年は移籍者の4割近くを占めていました。そこで今年5月に発行した「&LoanDEAL」タブロイド版では、「これからのR&D人材」をテーマにR&D人材の活躍を特集しました。合わせてR&D人材の活躍にフォーカスしたイベントを実施。ゲストに、スマートフォンのナビゲーション技術を支える「電子コンパス」の企画・開発を手がけ、紫綬褒章を受章された旭化成株式会社の山下昌哉さん。そして、触覚を持つ遠隔操作ロボットの開発で注目を浴びているTelexistence株式会社 共同創業者の佐野元紀さんをお迎えし、盛り上がりました。 イベントのレポート記事よりご覧いただけます。
⑤ 「働き方に関するコラム」に共感が集まりました
定期的にスタッフのコラムを掲載しているのですが、今年、特に「働き方」に関するコラムが多くの共感を集めました。1本目は今年4月からジョインした東さんのコラム。2本目は大企業からローンディールへ転職し、現在は卒業し、新たなチャレンジをしている田村さんのコラムです。内輪でもかなり「共感できる」「ジーンとした」と盛り上がりました(笑)。
⑥ 「大人の地域みらい留学」開始を発表。予備校も!
一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームさんと共同で、2022年度より新プログラム「大人の地域みらい留学」を開始することを発表しました。ビジネス経験豊富な人材が地方の高校と地域に1年間「留学」して、様々なステークホルダーと協働しながら学校教育と地域における課題解決に取り組むことで、場所、立場、役割の境界を超えた“越境体験”ができるプログラムです。秋には事前研修プログラムである予備校も実施。また、留学先となる各地域で挑戦する変革者の方々をお招きし、お話を伺うオンラインイベント【辺境の変革者に学ぶシリーズ(全6回)】も開催しました。引き続き本プログラムへ参加希望の企業様を募集しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
⑦ 新しい業界の企業が「レンタル移籍」 を続々移籍導入。3省庁の導入も!
今年は、新しい業界・業種でレンタル移籍の導入も進みました。また、導入いただき3年になる経産省に加え、農林水産省、厚生労働省での導入も開始されるなど、さまざまな業界でレンタル移籍がスタートした1年でもありました。
以下は、農林水産省から、次世代の水産養殖システムを構築しているリージョナルフィッシュ株式会社へ移籍した塩見泰央さんのご紹介ページです。
⑧ 人事のプロフェッショナル・海老原さんをお呼びしたオンラインイベント他、今年もたくさん開催しました!
2020年以降、積極的にオンラインイベントを開催してきましたが、今年も様々なゲストの方・参加者と共に素敵な時間を過ごしました。その中のひとつをご紹介すると、9月に、人事のプロフェッショナルである海老原嗣生さんをお招きし、これからの人事の戦い方について考えるイベントを開催いたしました。200名近い方にお申し込みをいただき急遽増席。レポート記事として掲載していますので、以下よりお読みいただけます。
⑨「4th place lab」スタート
”はみだして、ためそう”をコンセプトにした、個人向け越境プログラム「4th place lab」が10月よりスタート。8月3日(はみだしの日)に開催したキックオフイベントには、共同発起人である小国士朗さんにも登壇いただき、100名を超える方々が集まってくれました。
現在は、会社をはみだしてやりたいことをカタチにしたい第1期生のメンバーと共に、毎週オンラインで様々なワークショップを行っています。現在は第3期生(2022年4月開始)を募集中です。
⑩ レンタル移籍者の今!
大企業に戻ってからの活躍にスポットライト
2018年の「レンタル移籍」開始以降、今年10月で移籍者が170名を超えました。移籍を終えて自社に戻った方も120名超。昨年のアンケートでは、戻った移籍者の43%が新規事業、45%が既存事業と、組織の中で多様な業務に取り組んでいることが伺えます。そこで、大企業に戻ってからの活躍にフォーカスし、イベント開催や記事でのご紹介などを行いました。その一部を、以下に抜粋しました。
⑪ 広島県「ベンチャー留学プログラム事業」のレンタル移籍第1号がスタート!
遡ること4月。ローンディールは広島県の「ベンチャー留学プログラム事業」で「登録人材育成サポート企業」に採択されました。
そして今年12月、広島県を中心に中国地方で広くエンタメ・サービス事業を手がける株式会社プローバホールディングスがレンタル移籍第1号としてスタートしました。移籍するのは経営企画部に所属する細川勝広さん。現在、特殊冷凍テクノロジー食品流通の課題解決を行うスタートアップのデイブレイク株式会社で奮闘中です!
また、発案者である後藤が「地域 × レンタル移籍」実現に向けた想いを綴っているコラムも公開しています(※ 今年春に公開)。
⑫ 新しい仲間が続々と加わってくれています!
最後に。振り返ると、今年もたくさんの仲間ができました。
昨年より副業として参画していたメンバーが社員として加わったり、大企業から共感して転職してきてくれたり。それから、子育てをしながら週1回だけジョインするなど、関わり方も様々です。また、メンターの方々(レンタル移籍者のメンターを外部の方にお願いしています)も様々な分野から参画いただいており、その数も一気に増えました。本当にたくさんの仲間に囲まれて、感謝の1年でした。
まとめ
余談ですが。このダイジェストをつくるにあたり、ローンディールのメンバーで「1年を振り返ろう」となった時、「あれ、今年何かあったっけ?」から会話がスタートするというのが毎年の恒例行事になりつつあるのですが、結果、いつも「いろいろあったねー」となるわけです(笑)。今年ももれなくいろいろありました。
というのも、ローンディールではいつもいろんなことが自然に始まるのです。作ろうと思って作った、やろうと思ってやったというより、誰かとの出会いによって何かが生まれたり、やる必要があるからやる。そんな流れで物事が始まっているので、その始まりが自然で、何があったっけってなってしまうのかもしれません(笑)。
なので改めて思うのは、いつも近くで挑戦している方々、共感して関わってくださる方々によってローンディールの挑戦が生まれているということ。
感謝申し上げると共に、2022年もご一緒いただけたら、とても嬉しいです!
● ニュースレターのご登録はこちら
ローンディールでは、働き方や企業・組織のあり方を考えるきっかけとなる情報を、皆さまにご提供してまいりたいと考えています。そこで、ご関心のある方には、レンタル移籍者のストーリーや最新のイベント情報などをニュースレター(月1回程度)としてお送りします。
● 1月開催「WILL発掘講座」イベントはこちら
新年を自分らしく歩みたい方に!自分自身のミッション・ビジョンを、情熱を持って語れるようになりませんか?