「国だからできること」その答えを探して
【経済産業省 伊藤貴紀さんのベンチャー移籍物語 -前編- 】
「自社にしかできないことをやりたい」
それはどの企業に属する人も願うことではないでしょうか。
他社より圧倒的優位性のある事業やサービスを見つけることは、経済合理性を追求する上でも、自分たちの社会的意義を実感する上でも、理想的なことです。
ですが、どうすれば「自社にしかできないこと」を私たちは見定められるのでしょうか。競合分析が重要なのでしょうか。それとも自社リソースの深い理解が必要でしょうか。
もちろんその答えは業界や組織体によって様々ですが、経済産業省の6年目省員、伊藤貴紀