&ローンディール

大企業で働く社員が「レンタル移籍」を通じてベンチャー企業で学び、奮闘し、そして挑戦した日々の出来事をストーリーでお届けします。https://loandeal.jp

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マガジン

  • outsight

    ベンチャー起業家が抱える戦略課題に対して、大企業社員が解決策を提案し、本気で議論する「オンライン越境」研修「outsight(アウトサイト)」に関するマガジンです。

  • 人事のための対話会

    「人事のための対話会」は、ローンディールが主催する、大企業・ベンチャーの垣根を超えた人事コミュニティです。対話会という名前の通り、ナレッジをインプットする場ではなく、共通のテーマ(普遍的な人事イシューや旬のトピックス)について、ご自身の考えをアウトプットし、互いから学び合う場です。

  • side project

    side projectは、稼働時間の20%を使い、多くの社員をベンチャー企業のプロジェクトに参画させ、個人のキャリア自律や、組織の風土改革を促す越境プログラムです。体験者のインタビューなどをご紹介しています。

  • 上司もまた、挑戦している

  • 大企業からベンチャーへ ーみんなの挑戦ストーリーー

ウィジェット

outsight

ベンチャー起業家が抱える戦略課題に対して、大企業社員が解決策を提案し、本気で議論する「オンライン越境」研修「outsight(アウトサイト)」に関するマガジンです。

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週1回のオンライン越境プログラム「outsight」が、研究開発に新たな風を吹き込む

内向きになっていてはダメ。 技術だけではなく、マーケティング視点を磨く必要性 ーーまずはおふたりの経歴について教えていただけますか。 小野薬品・那須:私は、小野薬品に入社して、MR(医薬情報担当者)を2年ほど経験しました。その後、開発部門に異動して、がん領域の新薬の開発に携わり、現在は開発業務部で会議運営や臨床試験情報の管理など、開発部門全体の活動をサポートする業務を担当しています。 理想科学・武本:理想科学で、印刷機の機械設計・開発業務を行っていました。その後、製品開

他流試合を通じて、ミドルマネジメント層の思考力を高める「outsight」の仕掛け

忙しいミドルマネジメント層に週1回の越境を そもそも「outsight」がなぜ、ミドルマネジメント層の意識変革を起こすために、週1回90分のオンラインプログラムを実施しているのかというと、越境の第一歩をここから踏み出して欲しいと考えているからです。 大企業のミドルマネジメント層に、いきなり「半年や1年間、現場を離れて越境しましょう」と提案をしても、現業の忙しさや立場上、難しいことがあります。一方で、「内部の業務に集中する時間が増え、外部の情報やつながりに目を向ける機会が減

outsightをきっかけに生まれた“チームJTB”「社員全員を事業開発者にする」への挑戦

管理職手前のリーダークラスにちょうどいい  ーーまず、outsight導入のきっかけを教えてください。   私の所属する事業開発チームでは「社員全員を事業開発者にする」という目標を掲げ、学習の機会を探していたんですが、そのときにoutsightの存在を知り、「めちゃめちゃ面白そう!」と思ったのが最初です。   外部企業やベンチャーとのネットワーキングの機会や、他流試合ができる場も必要だと考えていましたので、outsightはその両方どちらにもマッチしていて「これはちょうどいい

大事なのは「鎧を脱ぐ」こと。他流試合から生まれた、新規事業の可能性

まだまだ知らなかったベンチャーの世界 ーーまずはじめに、米畑さんがoutsightへ参加された理由を教えてください。   きっかけは、部署のメンバーがoutsightに参加していて楽しそうだったので、私も参加してみようかなと、とてもシンプルな理由です(笑)。メンバーからは、「いろいろなベンチャーの話を聞けて勉強になった」「他社の参加者から刺激を受けた」という話を聞きました。 私自身も6ヶ月で12社ものベンチャーのお話が聞けて、とても刺激を受けました。ベンチャーとの協業も多

人事のための対話会

「人事のための対話会」は、ローンディールが主催する、大企業・ベンチャーの垣根を超えた人事コミュニティです。対話会という名前の通り、ナレッジをインプットする場ではなく、共通のテーマ(普遍的な人事イシューや旬のトピックス)について、ご自身の考えをアウトプットし、互いから学び合う場です。

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エーザイの実践から学ぶ人的資本経営の本質【人事のための対話会レポート #30】

こんにちは。ローンディールの笠間です。 今回は、11月に開催された第30回の内容を、ダイジェスト的に共有させてください。 事業環境が急速に変化する中、「人的資本経営」は企業の持続可能性と競争力を高めるカギとして注目を集めています。11月の対話会では、「人的資本経営」の先進事例として注目を集めるエーザイ株式会社から、チーフHRオフィサー(CHRO)の真坂さんをゲストにお迎えし直接お話を伺いました。 エーザイ社は人的資本に関する情報開示も積極的に行っていらっしゃるので、開示を

社員の才能を活かしパフォーマンスを上げるために人事ができることを考えよう【人事のための対話会レポート #28】

こんにちは、ローンディールの笠間です。 今回は、9月に開催された第28回の内容を、ダイジェスト的に共有させてください。 社員の才能を最大限に活かし、パフォーマンスを向上させるために、人事部が果たす役割は非常に重要です。例えば、採用、配置・異動のあり方、全社公募の活用、タレントマネジメントシステムの活用、目標設定や1on1等の上司の関わり等、人事の打ち手は多岐に亘ります。 そこで、9月は「社員の才能を活かしパフォーマンスを上げるために人事ができることを考えよう」をテーマに

ミドルシニア世代のキャリア形成や人事施策について考えよう【人事のための対話会レポート #27】

こんにちは、ローンディールの笠間です。 今回は、8月に開催された第27回の内容を、ダイジェスト的に共有させてください。 ミドルシニア世代の課題としては、役職交代におけるマインドチェンジ、モチベーション向上、リスキリング、技術継承等多岐に亘るかと思います。今回の対話会では、人事ではなく、今年で59歳を迎えた住友生命の臼田さんをゲストにお招きし、ミドルシニア世代に本当に必要な人事施策や支援について、参加者の皆さんと深めていきました。 はじめに最初に、参加した約20名の皆さん

人事戦略の策定・合意形成・実行方法について議論しました【人事のための対話会レポート #25】

こんにちは。ローンディールの笠間です。 今回は、6月に開催された第25回の内容を、ダイジェスト的に共有させてください。 人事の役割は、ビジネス環境や人材市場の変化を踏まえて戦略を立てるのみならず、社内での合意形成、そしてHRBPと一緒にその実効性を高めることまで、多岐に亘ります。そこで「人事戦略の策定・合意形成・実行方法を考えよう!」をテーマに対話会を開催しました。 今回は5月に事業計画を発表した三菱重工の吉村さんをお招きして、人事戦略の策定プロセスや課題についてお話を

side project

side projectは、稼働時間の20%を使い、多くの社員をベンチャー企業のプロジェクトに参画させ、個人のキャリア自律や、組織の風土改革を促す越境プログラムです。体験者のインタビューなどをご紹介しています。

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  • 4本

3人の上司が感じた確かな手応え。越境人材が増えれば、サッポロビールは個も組織も強くなる

異文化を経験し、 直接的な気付きと副次的な成果に期待 ーー今日は、side project参加者の上司の方々に集まっていただきました。メンバーをside projectに送りだす際、どのような成長や変化に期待していたのでしょうか。最初に白井さんからお願いします。メンバーの谷口さんの行き先はカーボンクレジットや、排出量取引制度に関する情報サービスを提供する株式会社ExRoadですね。   白井:谷口さんは十年ほどのキャリアがある方で、主に、経営企画部で中期経営計画の策定や全社

たった3ヶ月でも成果が出る!大企業のスポット人材がベンチャーを変えた

「未経験なのに私にできるの?」 ベンチャーから突然のオファー -真田さんはどのような経緯でside projectに参加したのですか。 真田:テレビ朝日に勤めているのですが、子育て中のため現場でバリバリ働くことが難しく、今後の働き方を模索していたところ人事からside projectの話を聞きました。起業した友人が周りにいて、ベンチャー企業への興味もあったので手を挙げました。 自分のプロフィールなどを登録したのち、登録ベンチャーからオファーが来る仕組みなのですが、すぐに

大企業人事が体感した「ベンチャー企業で働くことの価値」とは?

業務時間のたった20%でできる、ベンチャー企業での越境体験 -はじめに、おふたりは参加者でもありプログラムの導入者でもあると伺いました。side projectを導入するに至った背景を聞かせてください。 旭化成・竹花さん:私は旭化成のビジネスパートナー人事として、主には研究・開発本部の新規事業創出と個の成長のサポートをしています。研究・開発本部では「対話を通じて、共創・イノベーションをめざす」という目標を掲げ、【働き方DE&I】【キャリア支援】【対話によるマネジメント支援】

大企業のオープンイノベーション推進者が体感した、スタートアップへの越境経験がもたらすもの

スタートアップの視点で大企業を見てみたい-はじめにside project導入の経緯から聞かせてください。 KDDI・清水さん:私はスタートアップとの協業を通じてKDDIの新規事業を起こす、事業創造本部という組織に所属しています。その中でKDDI ∞ Labo(ムゲンラボ)という、全国のスタートアップと80社を超える大企業をマッチングしてオープンイノベーションを推進するプログラムを担当しています。いわば、大企業総出で日本のスタートアップを支援する活動です。 日々、多くの

上司もまた、挑戦している

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3人の上司が感じた確かな手応え。越境人材が増えれば、サッポロビールは個も組織も強くなる

異文化を経験し、 直接的な気付きと副次的な成果に期待 ーー今日は、side project参加者の上司の方々に集まっていただきました。メンバーをside projectに送りだす際、どのような成長や変化に期待していたのでしょうか。最初に白井さんからお願いします。メンバーの谷口さんの行き先はカーボンクレジットや、排出量取引制度に関する情報サービスを提供する株式会社ExRoadですね。   白井:谷口さんは十年ほどのキャリアがある方で、主に、経営企画部で中期経営計画の策定や全社

上司たちが本音を語る!「ベンチャーに部下を送り出したら、チーム力がアップした」

非連続なベンチャーだからこそできる経験を持って帰ってきて欲しい ――今回はベンチャー研修に参加した3名の上司の方に集まっていただき、本音をお聞きします。まずはベンチャー研修に部下を送り出すにあたって、どのような変化を期待していたのでしょうか。最初に創業15年で超小型人工衛星の開発・製造を行う宇宙ベンチャー・アクセルスペースに行った杉原壮留さんの上司・中村さんからお願いします。 中村:私は産業エネルギー統括グループで杉原さんと一緒に仕事をしていましたが、芯がしっかりしており

部下が"自律型人材"に。そのとき上司はどうする? 【令和のマネジメント3選】

1.大事なのは挑戦中の思いを”受け止め”、伴走すること 株式会社東芝で、会社をより良くする仕掛け作りに取り組み続けてきた高山亮さんの元上司・水谷充徳さんの対談記事より。 高山さんは新卒で東芝に入社以来、社員の働く環境整備に広く携わってきました。そして、入社15年目となる2022年に1年間、ベンチャー企業へのレンタル移籍したのでした。まずは自らが所属する府中事業所から組織風土改革の風を起こそうと、これまで以上に仕事に情熱を燃やしています。そんな高山さんの挑戦を後押ししてきたの

【ベンチャーから学んだ大企業の風土変革】越境人材が仕掛ける3つの改革と、その背中を押す上司の存在

【組織風土改革 その1】 チーム独自のミッション・ビジョン・バリューを設定 ーまず、南さんと須藤さんのいらっしゃる部門について教えていただけますか。 南:技術戦略部の中で、製品の設計開発における課題解決や、設計開発に使用するシステム構築・導入・サポート、および設計開発の効率化を目的としたプロセス革新を担っています。 -そんな中で現在、須藤さんが組織の風土改革に挑戦していると伺いました。それを南さんが上司としてサポートされていらっしゃると。風土改革のきっかけは、2022年

大企業からベンチャーへ ーみんなの挑戦ストーリーー

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与えられた期限は2年。大企業の管理職がNPOの経営に挑む

ー原田(ローンディール):まずは宮崎さんがレンタル移籍するまでの経歴を教えてください。 宮崎:2004年にNTT東日本に入社し、新規ビジネス開発やサービス開発を行うビジネス開発本部のマネージャーとして業務を遂行してきました。直近ではAI・クラウド等を活用したDX案件を担当するとともに、データサイエンティストのチームを組成し人材育成などにも携わってきました。 原田:今回、NTTユニバーシティという企業内の経営者育成プログラムに参加。その一環で2年間、認定NPO法人全国こども

経産省職員から期間限定の漫画編集者へ!コルク代表・佐渡島氏から教えてもらった、仕事への向き合い方

経産省の看板を外して、漫画編集者になってみた  ーーそもそも岡村さんはどんな動機で、レンタル移籍に参加したのでしょうか。 岡村:新卒で経産省に入省して、7年目になります。今後のキャリアを考えた時、留学や転職などさまざまな選択肢が浮かぶなか、レンタル移籍の存在を知りました。期間限定で転職のような経験ができるなんて、こんな贅沢なチャンスはない!(笑)と参加を決めました。 経産省ではクールジャパンに関わっていたり、実は、プライベートでは演劇の脚本を書いていたりすることもあって

営業一筋の二人が自分を変えるために、動いた。「半年間のベンチャーで手にした、圧倒的な成長」

「自分を変えたい」「力を試したい」 営業一筋のキャリアから、ベンチャーへ ── レンタル移籍に挑戦するに至った経緯を教えてください。 渡邉:入社してから7年、営業としてキャリアを積んできましたが、次第に自分の成長が頭打ちになっている感覚を覚えるようになりました。また、周囲からは中堅社員と呼ばれる年齢に差しかかっているのに、会社の仕組みやビジネスモデルに対する理解が浅いことに気付き、自分の視野の狭さに焦りも感じていました。 これまでは目先の営業活動にばかり目を向けて、組織

ベンチャーには、新しい経験が溢れている。上司も応援してくれる、ベンチャー研修の魅力とは?

外で経験を積む人材を増やしたい ーベンチャー企業派遣型研修が2023年からスタートしていますが、前原さんが導入されたと伺いました。 前原:はい。ENEOSには出資先のベンチャーへ出向する制度はあったのですが、資本関係がないグループ外のベンチャーへ行く取り組みはあまり多くありませんでした。これから新しい取り組みを社内で増やしてしていくために、外で経験を積む機会をもっと増していきたいと考えました。ちなみに、導入のきっかけを作ってくれたのは松本さんです。 松本:そうですね。「