新規事業家 守屋実さんと考える「大企業で通用するビジネスアイデアを手に入れるには?」
ビジネスセンスの肝は、
“想定し得る失敗”をどれだけ経験したか
細野:守屋さんは新規事業家として、ものすごい数の新規事業に携わっていらっしゃる。1,000本ノックのように事業をやり続けていらっしゃる方って、他に見たことないです(笑)。元々は株式会社ミスミで新規事業の開発をされていらっしゃいましたが、そこでの経験が大きいのでしょうか。
守屋:そうですね。19歳のときに、大学の先輩がつくった学生ベンチャーに入れてもらったのが初めての起業体験で、そのあと新卒で入社したミスミで10