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新規事業家 守屋実さんと考える「大企業で通用するビジネスアイデアを手に入れるには?」
ビジネスセンスの肝は、
“想定し得る失敗”をどれだけ経験したか
細野:守屋さんは新規事業家として、ものすごい数の新規事業に携わっていらっしゃる。1,000本ノックのように事業をやり続けていらっしゃる方って、他に見たことないです(笑)。元々は株式会社ミスミで新規事業の開発をされていらっしゃいましたが、そこでの経験が大きいのでしょうか。
守屋:そうですね。19歳のときに、大学の先輩がつくった学生ベン
「大企業人材を外に送り出した役員のホンネ」
チャレンジできる環境だった
【細野:モデレーター】これまでのキャリアを振り返っていただいて、どのような遠心力と求心力が会社にあったのか、まずはみなさまご自身の経験をお話しいただけますか。
【伊藤】私は文系の大学を出て製造業に入ったので、最初はどのようにキャリアを築けば良いかわからない状況でした。そんな中で、「5年先はああいう人になりたい」って、ロールモデルを見つけられたことが、求心力になってたよ
「ベンチャーの魅力を知ってしまった大企業人材は今、何を思うのか?」
「自分がやるしかない」環境が、人を変える
【大川:モデレーター】まず3名のみなさんは、規模も環境も働き方も異なるベンチャーで働いたわけですけど、大変なことも多かったんじゃないかと思います。どうやって打破したんですか。
【泉】僕は他業種で新規事業に挑戦したくてデイブレイクというベンチャーへ行きました。事業企画、プロダクトの仮説検証、営業などあらゆる経験をして、どれも初めてだったんですが、人がいない
「100%安全が当たり前」の環境から、不確実だらけのベンチャーに飛び込んで気づいたこと - JR東日本 白土英明さん -
自分は他業種でも活躍できるのか?
――JR東日本では国際事業本部に在籍されていますが、もともと海外の事業に興味を持っていたんですか?
はい。大学時代、インドネシアの農村地域の水質をテーマに卒論を書いた際に、1ヶ月ほどインドネシアに滞在したんです。その時に、物事の考え方も生活スタイルも日本とまったく違うことを肌で感じて、将来的に海外のフィールドで仕事ができれば面白そうだと思っていました。JR東日本
「大事なのは、顧客とともにサービスをつくること」東芝テック株式会社·永田拓人さん
自分ならではの武器や強みを得て、会社に貢献したい
ー まず、東芝テックを就職先に選んだ理由から教えていただけますか。
大学では電気工学科に所属し、学生時代からハードウェア、つまり機械そのものの作り方を学びました。卒業後もその学びを生かして、メーカーの企業に行きたいと思っていましたね。東芝テックは、POSレジの技術が業界のシェアのナンバーワンだったことから興味を持ち入社しました。
入社して