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「『地道なことからコツコツと』 ひたすら動くことで仲間が増え、作り出した活躍の場」住友生命保険相互会社 田邉亮太郎さん
通用しなかったとしても、良い経験になる ーーなぜレンタル移籍に行ってみようと思ったのですか?
住友生命に入社以来、いくつかの部署を経験してきました。次の人事異動(転勤)が見えてきたタイミングで、レンタル移籍の社内公募を知って興味を持ち、社内向けの説明会に参加しました。そこで印象に残った言葉がありました。
「レンタル移籍先のベンチャー企業は意思決定も課題解決も”スピード感が異次元”なんです」
「ベンチャーでのピンチを救った、大企業で培ったコミュニケーション力」住友生命保険相互会社 棚野晃史さん
全く違う業界で挑戦したかった―支部長の仕事を任され、順調にキャリアを重ねていた時期になぜレンタル移籍に挑戦したのでしょうか。
入社5年目で支部長になり、2つの支店で合計6年半にわたってキャリアを積んできました。支部長の仕事はいわば「一国一城の主」。営業のマネージメントや事務所の管理など、仕事の内容は多岐に渡ります。最初の数年は四苦八苦していたものの、だんだんと慣れていき自分なりに手応えも感じてい
「職人一筋30年の大企業キャリアから一転。ベンチャーに飛び込んで見つけた製品開発のヒント」トヨタ車体株式会社 北垣達哉さん
外に出て得たかった「経験値」と「車両開発のヒント」――30年近くモデラーとして働いてきた北垣さんが、なぜ、ベンチャーで働いてみようと考えたのでしょうか。
自動車業界がどうなっていくかわからない危機感の中で、社内で車をつくるだけでなく売り方にも注目しようという動きがあり、その一環として「レンタル移籍」が社内で始まりました。
同じ時期に私は基幹職研修を受け、マネジメントするにあたって今の自分の経験
「会社の外には興味がなかった。それでもベンチャーに行って良かったと断言できるワケ」株式会社リコー 増田 悦昌さん
「失敗しても経験になる」。
その言葉に励まされ、ベンチャーへ
── レンタル移籍のきっかけを教えてください。
上長から声をかけてもらったのがきっかけでした。私は入社以来ずっと材料の分析業務をしていて、この仕事自体すごく好きでした。特に外に出たいという欲求もなかったので、最初は「どうして自分が!?」と驚きましたね。
それに不安もありました。同じ分野の仕事しかしたことがなかったので、ベンチャーに行