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社員の才能を活かしパフォーマンスを上げるために人事ができることを考えよう【人事のための対話会レポート #28】
こんにちは、ローンディールの笠間です。
今回は、9月に開催された第28回の内容を、ダイジェスト的に共有させてください。
社員の才能を最大限に活かし、パフォーマンスを向上させるために、人事部が果たす役割は非常に重要です。例えば、採用、配置・異動のあり方、全社公募の活用、タレントマネジメントシステムの活用、目標設定や1on1等の上司の関わり等、人事の打ち手は多岐に亘ります。
そこで、9月は「社員
上司たちが本音を語る!「ベンチャーに部下を送り出したら、チーム力がアップした」
非連続なベンチャーだからこそできる経験を持って帰ってきて欲しい
――今回はベンチャー研修に参加した3名の上司の方に集まっていただき、本音をお聞きします。まずはベンチャー研修に部下を送り出すにあたって、どのような変化を期待していたのでしょうか。最初に創業15年で超小型人工衛星の開発・製造を行う宇宙ベンチャー・アクセルスペースに行った杉原壮留さんの上司・中村さんからお願いします。
中村:私は産業エ
ベンチャーには、新しい経験が溢れている。上司も応援してくれる、ベンチャー研修の魅力とは?
外で経験を積む人材を増やしたい
ーベンチャー企業派遣型研修が2023年からスタートしていますが、前原さんが導入されたと伺いました。
前原:はい。ENEOSには出資先のベンチャーへ出向する制度はあったのですが、資本関係がないグループ外のベンチャーへ行く取り組みはあまり多くありませんでした。これから新しい取り組みを社内で増やしてしていくために、外で経験を積む機会をもっと増していきたいと考えました。
フルタイムでベンチャー企業に挑戦する越境学習プログラム「レンタル移籍」の特徴
近年、企業における「越境学習」が注目されるようになり、越境を支援するサービス・プログラムが増えました。2015年から越境学習に取り組んでいる私たちローンディールも、これまで大企業100社・累計800名以上の大企業人材に越境機会を提供してまいりました。
具体的には、フルタイムでベンチャー企業に挑戦する「レンタル移籍」、3ヶ月×20%でベンチャー企業のプロジェクトに参画する「side project
社員約160人との1on1で話すことで気づいた、部署を超えてつながる大切さ
部のメンバーが外に出ることは、
ほかの社員が育つチャンスでもある
――まずはおふたりの経歴から伺えればと思います。
杉原:私は入社時に販売総括部に配属となり、そこでも中村さんと一緒でした。3年ほど経験を積んでから、社内の海外教育派遣制度を使って1年間アメリカの子会社に出向して、帰国してからは産業エネルギー部に異動。海外販売総括グループに2年、産業エネルギー1グループに3年在籍し、産業エネルギー
「エンジニアから新規事業開発へ」ベンチャーで活かされた大企業の経験とは
ゼロイチフェーズから関われるベンチャーへ
ーー横井さんはベンチャー研修前、和歌山の製油所でプラントエンジニアをされていたとお聞きしました。どのような理由からベンチャー研修を希望されたのでしょうか。
横井:実は学生時代にバックパッカーをしていた関係で旅行関係のWebサイトの運営をしていたり、OEMで食品を製造して商品設計やパッケージデザイン・販売などを行った経験があったので、事業やサービスをつくる