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「越境で社員のリーダーシップが高まった」野村ホールディングスの人材マネジメント戦略
「自分事化できる人材になってほしい」
野村ホールディングスが掲げるリーダーシップ像
笠間:まずは、野村ホールディングスさんにおける人材マネジメント戦略について、教えていただけますか。
吉田:2024年4月に、当社のパーパス(当社の存在意義)を、“金融資本市場の力で、世界と共に挑戦し、豊かな社会を実現する”と定めました。
パーパスの実践に向け、会社から社員に、「自らを鍛え、変化に挑む機会
「越境思考」を掲げる村田製作所社員の“挑戦意欲”を刺激する仕掛け
それぞれの場で輝ける人材を増やしていきたい。
人材育成プログラム「Make2030」とは?
楠原:まずは、人材開発部で実施されている人材育成プログラム「Make2030」について、西田さん、ご紹介をお願いできますか。
西田:「Make2030」は次世代リーダー育成にフォーカスしたプログラムです。2021年に“村田製作所がありたい姿”をまとめた「Vision2030(長期構想)」を策定した際、「
組織はブロック塀から石垣へ。越境学習が「多様性を活かす組織づくり」の触媒になる
変わってきた越境のカタチ
裾野を広げることが大事
原田:まず、改めて越境学習とは何なんなのか、ということを確認しておきたいと思います。「所属する組織の枠を越えて、自らの職場以外で学びを得ること」そして「ホームとアウェイの往還、つまり行ったり来たりすること」が越境学習であると言われます。特に重要なのは「外に出て戻ってくる」というところがポイントですよね。
小沼さん:そうですね、大事なのはホームと
社員の才能を活かしパフォーマンスを上げるために人事ができることを考えよう【人事のための対話会レポート #28】
こんにちは、ローンディールの笠間です。
今回は、9月に開催された第28回の内容を、ダイジェスト的に共有させてください。
社員の才能を最大限に活かし、パフォーマンスを向上させるために、人事部が果たす役割は非常に重要です。例えば、採用、配置・異動のあり方、全社公募の活用、タレントマネジメントシステムの活用、目標設定や1on1等の上司の関わり等、人事の打ち手は多岐に亘ります。
そこで、9月は「社員
上司たちが本音を語る!「ベンチャーに部下を送り出したら、チーム力がアップした」
非連続なベンチャーだからこそできる経験を持って帰ってきて欲しい
――今回はベンチャー研修に参加した3名の上司の方に集まっていただき、本音をお聞きします。まずはベンチャー研修に部下を送り出すにあたって、どのような変化を期待していたのでしょうか。最初に創業15年で超小型人工衛星の開発・製造を行う宇宙ベンチャー・アクセルスペースに行った杉原壮留さんの上司・中村さんからお願いします。
中村:私は産業エ
ベンチャーには、新しい経験が溢れている。上司も応援してくれる、ベンチャー研修の魅力とは?
外で経験を積む人材を増やしたい
ーベンチャー企業派遣型研修が2023年からスタートしていますが、前原さんが導入されたと伺いました。
前原:はい。ENEOSには出資先のベンチャーへ出向する制度はあったのですが、資本関係がないグループ外のベンチャーへ行く取り組みはあまり多くありませんでした。これから新しい取り組みを社内で増やしてしていくために、外で経験を積む機会をもっと増していきたいと考えました。